手作りババロアで贅沢おうちカフェ♡アングレーズソースを炊く本格レシピにチャレンジ!
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先月TBSの「坂上&指原のつぶれない店」で、
ぼる塾の田辺さんがデニーズ再起へのデザートとしてババロアを提案して話題になりましたね!
田辺さんの作ったババロアを食べたいけど近くにデニーズもない…ならおうちで作っちゃおう!
今回は、おうちでつくれる本格的なババロアについてまとめました!気になっていた方はぜひチャレンジしてみてください♡
ババロアに再注目!7/25放送 TBS「つぶれない店」でぼる塾田辺さんが作って話題に‼︎
ファミリーレストラン「デニーズ」の再起にかけてスイーツ女王田辺さんにSOS!
デニーズとコラボしてババロアを作り上げましたね!!
田辺さんの頑張る姿も印象的でしたし、何よりババロアがとっても美味しそうでした。。。
見逃してしまった方はTVerから見れますのでぜひ!
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余談ですが田辺さんの元気の出る曲は私も元気が出ました・・・
ババロアって何?ムースやパンナコッタ、ミルクプリンとの違いは?
ところで皆さん、ババロアって食べたことありますか?ムースやパンナコッタなど似たデザートもたくさんありますよね。まずはそれぞれの違いをおさらいしてみましょう。
ババロアとは
![ババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/07/90f8984adf15166b7aa3888c96da1371.jpg)
![ババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/07/90f8984adf15166b7aa3888c96da1371.jpg)
ババロアはフランス発祥の古典菓子で、名前の由来は諸説ありますが
”バイエルン王国”(現在のドイツ)で食べられていたという、地方の名前から名付けられたと言われています。
卵・牛乳・砂糖をベースにつくったアングレーズソース(クレーム・アングレーズ)にゼラチンと泡立てた生クリームを加えて冷やし固めたもののこと。
アングレーズソースがベースなので、味は濃厚な仕上がりになります。
フランス料理のデザートに使われることの多いアングレーズソース。
フランス語で「イギリス風のクリーム」という意味で、フランスでは「クレーム・アングレーズ」と呼ばれます。
材料やレシピはカスタードクリームとほとんど同じですが、カスタードクリームは小麦粉をが入っているのでもったりとしてとろみが強いのに対し、アングレーズソースは小麦粉が入っていないのでとろみが少なく、サラッとしています。
ムースやパンナコッタやミルクプリンとの違いは?
ムースとは
![ムース](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/07/adabcbd0630ffa68c095c94c87ea8925.jpg)
![ムース](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/07/adabcbd0630ffa68c095c94c87ea8925.jpg)
フランス語でムース=”泡”という意味。
泡立てた生クリームや卵白に、フルーツピューレやチョコレートなどを加えて冷やし固めたもののこと。
生クリームや卵白の泡で固めているのが特徴ですが、レシピによってはゼラチン等を使用することもあるそう。
ムースはお菓子以外にも野菜のピューレを混ぜて前菜として登場することもありますね。
パンナコッタとは
![パンナコッタ](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/07/cbef79aebaa58dd858e5f1fe35ff7e63.jpg)
![パンナコッタ](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/07/cbef79aebaa58dd858e5f1fe35ff7e63.jpg)
イタリア語で“パンナ”=”生クリーム”、”コッタ”=”煮る”という意味。
生クリームを温め、砂糖・牛乳を加えてゼラチンで冷やし固めたもののこと。
つるんっとしているけど生クリームが入っているので軽すぎず、夏に食べたいデザートです。
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パンナコッタ(生クリーム不使用!)というレシピがあれば、
厳密に言えばパンナコッタとは言えないということになりますね。
ミルクプリンとは
![ミルクプリン](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/07/b83bbe2f4df2bdf2d38b0a4acc9a33c9.jpg)
![ミルクプリン](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/07/b83bbe2f4df2bdf2d38b0a4acc9a33c9.jpg)
ミルクプリンとは、牛乳をゼラチンで固めたもののこと。
通常、プリンといえばイギリス発祥の「カスタードプディング」に由来します。カスタードプディングは、卵・牛乳・砂糖を使用し、卵が熱で固まる性質を利用して固めています。
それに対してミルクプリンは牛乳をゼラチンで固めたものなので、見た目的にはプリンやパンナコッタに近いのですが実際は牛乳ゼリーといってもいいかもしれませんね。
似ているデザートの違いまとめ
- ババロア … ゼラチンで固めている
- ムース … 卵や生クリームの泡で固めている
- パンナコッタ … 生クリームを加熱し、ゼラチンで固めている
- プリン … 卵に熱を加えることで固めている
- ミルクプリン … 牛乳をゼラチンで固めている
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3HIJ9Y+16V8C2+321O+60WN5)
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<ババロアレシピ>おうちで作ってみよう♪
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さっそくババロアを作ってみましょう!
今回はこちらのレシピを参考にさせていただきました。
材料
![ババロアを作る材料](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/07/ebc9d9e6f23866c769fd200f5aa434c4-1.png)
![ババロアを作る材料](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/07/ebc9d9e6f23866c769fd200f5aa434c4-1.png)
- 卵黄 … 3個
- グラニュー糖 … 40g
- 牛乳 … 140ml
- バニラビーンズ … 1/3本
- 粉ゼラチン … 4g (+水15ml)
- 生クリーム … 200ml
バニラビーンズはこのようなさやごとのものを使います。手に入らない場合はバニラエッセンスやバニラオイルでもいいですが、バニラビーンズを使用すると香りがとても濃厚で良いので是非使ってみて頂きたいです!
ババロアの作り方
牛乳にバニラビーンズを加えて火にかけ、沸騰直前で火から下ろします
![牛乳にバニラビーンズを加えて火にかける](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-190.jpg)
![牛乳にバニラビーンズを加えて火にかける](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-190.jpg)
バニラビーンズは縦に包丁で切れ目を入れ、
包丁の先でしごいて中のちっちゃい粒をこそげとります。
種を入れた後はバニラビーンズのさやも一緒に牛乳に入れちゃいます。
(さやからも香りが出るので必ず入れましょう。濾すときにさやは取れるので大丈夫です!)
![卵に砂糖を入れて白っぽくなるまでかき混ぜる](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/69ca7d0538c2c64e7bdf44e062d7230a.png)
![卵に砂糖を入れて白っぽくなるまでかき混ぜる](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/69ca7d0538c2c64e7bdf44e062d7230a.png)
美味しいアングレーズソースを作るにはまず卵黄とグラニュー糖をしっかり混ぜるのが大切なポイントだそう。
卵黄とグラニュー糖を白っぽくなるまでしっかり混ぜることを「ブランシール」と言います。白くなるまでしっかり混ぜることで、卵黄をグラニュー糖の粒子で覆いダマになることを防ぎ、卵黄の臭みを消す効果があります。
![ババロアを作る工程](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/614041f3b88b48c05bd33b835932698e.png)
![ババロアを作る工程](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/614041f3b88b48c05bd33b835932698e.png)
卵は熱で固まってしまうので、一度に全部入れると牛乳の熱が卵に伝わり、スクランブルエッグのように固まってしまいます。
一度に全部は入れず、ちょろちょろっと少し入れては混ぜるを繰り返していきます。
![アングレーズソース作り](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/ef304036cec889dddaa64a607e22a781.png)
![アングレーズソース作り](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/ef304036cec889dddaa64a607e22a781.png)
卵にゆっくりと火を入れてとろみをだしたいので必ず弱火で行います!
常にかき混ぜながら、とろみがつくまで熱します。
とろみがつくと色が白っぽい色からカスタードクリームのような色になり、混ぜていると画像のように鍋底が見えるようになってきます。
とろみがついたら次へ。
![ババロアを作る工程](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/fd1379a3c1ce3621290cf44927ece58c.png)
![ババロアを作る工程](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/fd1379a3c1ce3621290cf44927ece58c.png)
目の細かいザルや濾し器で濾すことで、ダマになってしまった部分や、
溶け切れなかったゼラチンも取り除くことができて滑らかな口当たりになります。
バニラのさやもここで取り除きますが、さやは再利用できるので、ぜひ取っておいてください。
![アングレーズソースにゼラチンを加えて氷水で冷やす](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-195.jpg)
![アングレーズソースにゼラチンを加えて氷水で冷やす](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-195.jpg)
![アングレーズソースにゼラチンを加えて氷水で冷やす](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-196.jpg)
![アングレーズソースにゼラチンを加えて氷水で冷やす](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-196.jpg)
ゼラチンは冷やすと固まるので、ここの工程では混ぜているとプルっとしてきます。
固めすぎると次が大変なので冷やし過ぎに注意。
とろみが増したな、ってくらいで次へいきましょう。
生クリームは、絞り袋で絞るときくらいまで泡立ててしまうとアングレーズソースと混ぜにくくなるため、ゆるーくツノが見えるくらいまで泡立てます。ちょっと足りないかな?くらいでストップ!
![ババロア生地を混ぜる](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-199.jpg)
![ババロア生地を混ぜる](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-199.jpg)
![ババロア生地を混ぜる](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-201.jpg)
![ババロア生地を混ぜる](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-201.jpg)
1度目は生クリームを1/3くらい入れて混ぜます。初回は泡が潰れてもいいのでしっかり混ぜます。
先に生クリームを少し入れてまぜることで生地がゆるくなり、次に入れる生クリームと混ざりやすくなります。
2度目もまた1/3程度。このときは泡を潰さないようにふんわりまぜる。
3度目は残り全部を投入してふんわり混ぜます。全体的に同じ色になったらOK
![手作りババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-202.jpg)
![手作りババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-202.jpg)
容器に移して冷やし固めれば完成。だいたい2時間くらいかと思います。
カップ満杯に入れてもいいですし、上に何か飾りつけをするように半分ほどにしておいてもいいですね!今回は上にゼリーを載せるので半分ほどにしておきました。
ババロアの完成!気になる味は?
![手作りババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-206.jpg)
![手作りババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-206.jpg)
こちらはココットに入れて冷やし固めたババロアです。
生クリームとミントを添えてみました。
我が家では、子供用や小分けに作りたい時にミニサイズのココットが大活躍します♪
味はとっても濃厚!!
アングレーズソースで作るのでカスタードクリームのような味で、なんというか安っぽい表現にはなりますが上品な甘さのシュークリームの中身をスプーンですくって食べている感じです。笑
バニラビーンズがたっぷり入っているので、香りも甘くて幸せです♪
レシピを知る前は勝手にもっと牛乳っぽい味を想像していたのですが、全然違いました!
桃とババロア(紅茶のゼリー添え)を再現してみよう
![](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/main-pc.jpg)
![](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/main-pc.jpg)
田辺さんは桃と紅茶のゼリーを添えていましたね!桃と紅茶は合わないわけない・・・!!
それも是非やってみましょう♡
紅茶ゼリーレシピ
材料
・お湯 100〜150ml
・紅茶のティーパック 1個
・ゼラチン 1g
・グラニュー糖 大さじ1
![](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/06/467057941efa121537f95f6ce2430fa8.png)
![](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/06/467057941efa121537f95f6ce2430fa8.png)
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だいたいゼラチンは1袋5g入り♪ババロア作りで余した1gを使います!
作り方
![紅茶ゼリーを作る](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-203.jpg)
![紅茶ゼリーを作る](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-203.jpg)
グラニュー糖は好みで増減してください♪
![紅茶ゼリー](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-204.jpg)
![紅茶ゼリー](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-204.jpg)
温度にもよりますが、だいたい2時間くらいで固まるかと思います。
容器は耐熱であればなんでもオッケーです!
我が家はタッパーでラップいらず!笑
![紅茶ゼリー](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-205.jpg)
![紅茶ゼリー](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-205.jpg)
100ml だと画像くらいの硬さに。
水分が多いとジェル状に近くなりますので、お好みに合わせて。
ババロアにゼリーを飾り付けします。
お皿にババロア、ゼリー、カットした桃を載せ、お好みで生クリーム、ミントを添えて完成。
![手作りババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-208.jpg)
![手作りババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-208.jpg)
カップに直接乗せて食べても美味しいですね。
![手作りババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-207.jpg)
![手作りババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-207.jpg)
ババロアを是非おうちでつくってみてください!
![手作りババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-209.jpg)
![手作りババロア](https://nicohug.com/wp-content/uploads/2021/08/phonto-209.jpg)
いかがでしたでしょうか?
テレビで田辺さんが一生懸命に思い出の味を再現しようとしていて食べてみたくなった方も多いのではないでしょうか。
昭和の代表的なデザートと言われるババロア。たしかに現在ババロアをお店で食べられるところは少ないですよね。
食べれるお店を探すのも楽しいですが、ご自宅で作ってみるのもまた楽しいですよ♪
ぜひおうちで美味しいデザート作ってすてきなおうち時間を過ごしてくださいね♡