2歳で断乳しました!桶谷式を取り入れた断乳のやり方【体験談】
2020年末、娘が2歳の誕生日を迎え、ついに2年間の授乳が終わりました…!
本当にやめていいのか、娘の卒乳を待ちたい気持ちもありました。
でも私の限界が近かったのでやめることにしました。
今回は私の行った断乳方法と、体験談についてまとめてみました。
これから断乳を考えているママさんの参考になれば嬉しいです。
卒乳と断乳の違いって何?
卒乳:赤ちゃんが自然とおっぱいを飲まなくなること。卒業する時期は赤ちゃんによって異なるので一概に何歳か決まりはありませんが、1〜3歳の間が多いようです。
断乳:ママが授乳をやめる日を決め、授乳を中止すること
卒乳と断乳とでは赤ちゃんとママのどちらが主体かで呼び名が異なるようですね。
なぜか呼び名が分けられてはいますが、どちらが良いとか悪いとかはありません♪
桶谷式 断乳とは?
母乳育児をされている方は一度は桶谷式の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
桶谷式とは、助産師の桶谷そとみさん考案の母乳育児法です。
桶谷式ではスケジュールに沿って計画的に断乳をしていきます。まずは断乳の方法について簡単にまとめます。
断乳方法 スケジュール
- 断乳1週間前 子供にやんわりアナウンス
- 1日目 最後の授乳から6時間おきに搾乳(4〜5分)
- 2日目 6時間おきに搾乳(4〜5分)
- 3日目 朝起きて搾乳(4〜5分)後、乳房マッサージ施設で搾乳。その後は8時間おきに搾乳(3〜4分)
- 4〜6日目 8時間おきに搾乳(3分)
- 7〜10日目 12時間おきに搾乳(2分)
- 断乳完了!
1日ずつ細かく決まっていてわかりやすい・・・!
実際に桶谷式断乳をやってみました【体験談】
断乳前の娘の授乳の状況について
うちは寝かしつけは基本的に添い乳でした。お布団に行くと大好きなおっぱいを飲みながらぐっすり眠れる、という時間だったようです。寝るよーとお布団に誘うとニコニコして抱きついてきてくれるのが可愛いです。(親ばか)
離乳食が進んで1半をすぎた頃から「寝る時だけ飲もうね」としていました。
でもゆるく決めただけだったので、飲みたがったときは飲ませていました。徐々に回数が少なくはなっていたと思います。
1歳10ヶ月頃に娘が胃腸炎になったときに、授乳したら飲んだ分吐いてしまうからとお医者さんに言われたので、1日半断乳したことがあります。その際は号泣させてしまいましたが、体調不良もあってだっこでゆらゆらすると寝てくれました。
その後もしかして飲まなくなるかな?と思ったんですがそんなことはなく(笑)胃腸炎から復活後も授乳も復活しました。
おっぱい大好きだったよね…(;∀;)
思い出しても泣きそうになります…
断乳3週間前
昼の授乳回数は1、2回ほどでした。
娘には、2才になったらおっぱいばいばいだよ〜と少しずつアピールして、娘の反応を伺っていましたが、
「うん」といったり「やだぁ〜」といったり日によって反応はまちまちでした。気分なのかな?
実際には2才になってちょっと経って、夫が年末のお休みに入ってから断乳を始めました。
1日目 お昼寝せず
朝の授乳が終わった後、これでおっぱいバイバイだよ。と言い、好きなだけ飲んでもらった後、目の前で絆創膏を取り出して乳首を封印しました。
なんと間抜けな姿になってしまったんだ私のおっぱいよ…
第一関門のお昼寝ですが、お昼寝するよーと誘ったところ、
いつものように笑顔でお布団に入ってくれたのですが、おっぱいには絆創膏。
心苦しいですが「おっぱい痛い痛いだから今日は飲めないんだよ。」と絆創膏を見せていうと、
少し泣いたあと「ママばいばーい」とお布団から出ていきました。
・・・乳が飲めないなら昼寝はしないぞと。
娘にとってお昼寝はおっぱいの時間だったようです。戻ってはきませんでした。
カチカチになってきたので、夕方に1度目の搾乳をしました。
お昼寝ができなかったので、夜は少し眠そうでした。お布団に入って、ねんねだよと伝えるとおっぱいを欲しがりましたが、また同じ作戦で絆創膏を見せるとやっぱり泣かせてしまいました( ˊᵕˋ 😉
布団に入って1時間程で無事に寝てくれました。寝る前に2度目の搾乳をしました。イテテ
ちなみに、夜寝るのはママと一緒でした。
パパと寝ればいいんじゃないかと思ったんですが、パパと二人にするとすんごい泣くんです…
それならいつもの環境で、パイはあげれないけどママは一緒にいるよ、みたいな環境にしました。パパは一人で爆睡です。笑
2日目
朝起きると胸がガッチガチでした!(;´д`)岩のようだ・・・
朝起きてまず1度目の搾乳をしました。
ガチガチに張って熱を持っていたので保冷剤で冷やしながら過ごします。
保冷剤めちゃめちゃ使えます!!冷やすと結構楽になるのでおすすめです!
今すぐケーキ屋さんに行って保冷剤をつけてもらうのです…!(目的がケーキ)
2日目は夕方義実家へおでかけだったので、娘の気を胸からそらすのにはよかったです!
ところが私はお出かけ前に搾乳するのを忘れて義実家で胸がガッチガチに…家に帰ってすぐに絞りました。
この日もお昼寝はしませんでしたが、義実家で子供たちと遊んだ娘はがっつり疲れてくれたので、この日もそれなりに泣きましたが前日よりはすんなり寝てくれました。よかった・・・
3日目
本来は桶谷式の施設で搾乳をしてもらう日なのですが、私は急に思い立って実行したため予約なんてしておらず。笑
自分で時間をかけて前日よりしっかりめに絞り出しました。各10分くらいですかね。結構楽になりました!
なんか絞るの上手くなったかも…笑
この日は実家へおでかけ。もうおでかけして気をそらす作戦です・・・!!笑
実家へ行くとおやつやジュースがあるので助かりました。。。
この日もたくさん人とあってたくさん遊んでもらったので夜はバタンキュー。
いい調子です・・・!!
4日目
びっくり!!もう全然胸が張りません。
人間のからだってすごい・・・!!!!
娘も無いことに慣れてきたのか、飲まずにお昼寝もできました。あれ、すごい順調だな…
断乳から2週間経ちました
すみませんだいぶ飛びます・・・!
3日目まではカチカチに張っていた胸も、2週間後には張ることはなくなり柔らかいままです。
でもためしに搾乳してみたら普通に出ました。笑
ですが、だいぶ色が薄く水っぽいような気がします。終わりが近づいている・・・!と実感します。
娘はというと、たまに「パイ飲みたい〜」と言ってくっついてきてくれますが、
「バイバイしたよね?」というと寂しそうに去っていきます(^^:)
ちょっと悪いことした気分になりますが自立への第一歩一緒に耐えような…‼︎という気持ちで一緒に戦います。
断乳から1ヶ月後
出るかな?と好奇心で絞ってみたら少し滲む程度でした笑 ちゃんと出なくなるんですね。。。
25年以上母乳が出ないことが当たり前だったのに、
毎日あげていたらなぜか出ないことが違和感になってしまいました。笑 人間の体すごい。(2回目)
娘はというと、よく授乳しなくなるとご飯をたくさん食べるといいますが、
元からよく食べていたので特に増えもせず。。。そこはやはり個人差がありますよね。
いつもの生活から授乳がなくなった分、ぎゅーってたくさんするようにしました。
娘もたくさんぎゅーってしにきてくれるようになりました。
今まではぎゅーしたらすぐおっぱい!だったので、私自身にぎゅーってしにきてくれている感じがして嬉しかったです。
私自身がパイから人間に格上げされた気がしました。笑
そしてなんと、いつもは飲みながらだから私としかお昼寝できなかったのに、パパと一緒にお昼寝できるようになりました。これはすごい進歩です…!!!
ついに一緒に寝れてパパも嬉しいー!!
娘の気を乳からそらすため、日中は外出する予定を作る!!!
父母以外にもたくさん遊んでくれる人がいると尚良い!!(程よく疲れる)
断乳後の寝かしつけについて
うちはずっと添い乳添い寝だったので、今まで通り一緒にくっついて寝てました。
どうにか寝てくれとプーさんのいっしょにねんねというオルゴールの音を鳴らしながら、
添い寝してトントンしたり手を繋いだりお話したりしていました。
トントンするのはママの鼓動の速さと同じくらいがいいそうです。
うちの子は眠くなるまでそうしていると、満足したのか静かにしろってことなのか
途中で寝返りして離れて一人ですやぁと寝ることが多かったです。
さいごに
実際にやってみて、桶谷式の施設には行かなかったけど意外となんとかなった!そんな印象です。
これは本当に個人差があると思うので、胸がつまりやすかったり心配な方は施設を予約の上で行う方がいいかもしれません。
本当は、娘が飲みたいだけ飲ませたかったし、娘が自分でやめるって言うまであげたかったんですが、
私自身が体力的にも気持ち的に辛くなってしまったので断乳することになりました。
授乳ってママの体力も時間も使うんですよね…。
思い出すと授乳してる時間ってとっても尊くて幸せな時間だったなと、辛くなりすぎる前に幸せのまま箱にしまえたなと思えるので、私はあのとき勢いでやめてよかったと思っています。
断乳をする理由はそれぞれだと思います。
仕事に復帰するからだったり、体力的に辛いとかずっと我慢していたお酒が飲みたいとか色々あるでしょう。
子供ができて、自分より大切なかわいいちいさなちいさな存在を目の前にすると、ママはつい自分を後回しにしがちです。
ミルクだからって愛情があげられないわけじゃない。卒乳を待たなくても全然失敗じゃない!
まだいける、まだやれると追い込みすぎず、毎日十分すぎるほど頑張っているママたちが無理をしすぎないように祈っております。
さあ次はトイトレだ・・・!!!!(終わる気がしない)