産後の肌荒れや不調は女性ホルモンが原因⁉︎不調の原因と対策を考えてみた
産後毎日を忙しく過ごされているかと思いますが、気づいたら自分の肌や髪がパサパサだったり、肌荒れを感じることはありませんか?
今回は、産後の肌の不調はなぜおきるのか?どう対策したらいいのか?を考えてみました。
原因を知っていると知らないじゃ大違い。原因を知って一緒に乗り越えましょう!
産後の肌の不調は女性ホルモンが原因!?
女性ホルモンは2種類ある。それぞれの働きを知ろう!
女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」いう2種類のホルモンがあります。各ホルモンの代表的な働きとして以下の作用があります。
そもそもホルモンとは、身体のなかのさまざまな働きを調整する化学物質のこと。身体の内外で環境の変化が起きても身体の働きを常に同じようになるよう保つはたらきをしています。ホルモンはバランスが取れていることが大切で、多すぎても少なすぎても健康に影響が現れます。 参考サイト:中外製薬ホームページ 女性のための健康ラボ Mint+
ホルモンが出過ぎても出なすぎてもだめなんだね。
産後はホルモンの分泌量がほぼ0になる!?
妊娠中は、非妊娠時に比べると大量に女性ホルモンが分泌されている状態です。妊娠週数を重ねるごとに徐々に増えていた女性ホルモンですが、なんと出産後1、2週間後にはどちらのホルモンも分泌量がほぼ0に‼︎急激に分泌量が減るため、ホルモンバランスの変化により体調を崩される方もいるそうです。さてここで先ほどのエストロゲンの働きに注目してみましょう。(急に授業風)
エストロゲンの働き
エストロゲンの働き より
・自律神経を安定させる
・コラーゲンの生産を助け、肌の潤いやハリを保つ
・髪質をツヤツヤにする
・骨密度を保つ
↓エストロゲンの分泌がゼロになる。ということで、上記のエストロゲンの働きを否定形にしてみました。
・自律神経を安定できない
・コラーゲンの生産を助けられないので、肌の潤いやハリを保てない
・髪質をツヤツヤにできない
・骨密度を保てない
同様にプロゲステロンの働きも否定形にしてみるとこう。
・身体の水分量を保てない
・体温を上昇させない
・食欲を増やさない
え、これ全部揃ったらやばくない・・・?
ホルモンの分泌量はいつ正常に戻るの?
産後急激に分泌量が減る女性ホルモンですが、いつ戻るかは個人差があります。ゆっくりと半年〜1年程かけて元の量に戻っていき、生理が再開するようになります。母乳育児をされている場合は、授乳することによって分泌される「プロラクチン」というホルモンがエストロゲンの分泌を抑制する作用があるため、ホルモンバランスが戻るのもゆっくりになるようです。
産後の肌荒れ対策はこれだ!原因別に考えてみた
コラーゲンを摂る
コラーゲンの生産を助ける機能が足りないので、外から補ってあげてはどうでしょうか。コラーゲンドリンクやサプリ等、手軽に取れるものでしたら特に負担にもなりませんよzね。
また、コラーゲンは飲んでも意味がない!と度々話題になりますが、コラーゲンを飲むことによってコラーゲンペプチドが皮膚に届くことがファンケルの研究で証明されています。参考サイト:https://www.fancl.jp/laboratory/report/37.html
ビタミンCを摂る
コラーゲンを体内で合成するにはビタミンCが必要と言われております。ビタミンCは錠剤で簡単に摂取できるので、コラーゲンの生成を助けるために合わせて摂取するといいでしょう。また、ビタミンCのもつ抗酸化作用はエイジングケアにも注目されていますよね!
大豆イソフラボンを摂取
大豆食品に含まれる「大豆イソフラボン」はエストロゲンと化学構造が似ているため、エストロゲンに似た働きが期待できます。大豆・豆腐・納豆・味噌などの食材から取り入れることができるので、日々の食生活で取り入れるようにしましょう!
参考サイト:女性ホルモンのホントのところ
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とにかく保湿!化粧品で外から潤いを補給する
肌の潤いが保てない、ということで外から潤いを補給しましょう。
実際に私は産後とにかく肌が乾燥したので、通常の化粧品ではなく医薬部外品のヘパソフトを使用しました。医薬部外品なので化粧品より効き目はあります。長期使用はしたくなかったので、産後1ヶ月くらいの使用だけにしました。
+2杯のお水で水分不足を補おう
身体の水分量を保てなくなるなら、水分を補給しましょう!授乳中は母乳にも水分が必要なため、いつもより多めに飲むようにしたほうがいいと思います。厚生労働省のサイトでは、人間は1日に2.5Lの水分が必要と言われております。普段より+コップ2杯の水分を採るようにと言われています。お勧めは朝起きてすぐ・入浴後の2回コップ1杯の水を飲むこと。もうちょっと飲めるな、と思う方は寝る前の1杯も追加してみて!
参考サイト:厚生労働省「健康のために水を飲もう」推進運動
身体を温めよう
家の中でも靴下をはき、足元を冷やさないように注意。シャワーよりお風呂。しょうが等体を温める作用のある食べ物を取り入れるのも効果的。お風呂に入ることで気持ちもリラックスできますし一石二鳥ですね♪
風呂はいのちの洗濯って本で見たよ♡
エヴ●のセリフじゃ…
とにかく十分な睡眠を取りましょう!
睡眠不足は自律神経の乱れに繋がります。産後は自分の時間もとれず、夜も2、3時間おきに授乳があったりまとまって寝ることが叶わないことも多いかと思いますので、ぜひ限界だと感じる前にパパやご家族にバトンタッチしてひとりでゆっくりと寝る時間をとってくださいね。
短時間のお昼寝でも構いませんのでぜひ寝てください!気持ちもスッキリしてまた頑張れますよ♡
まとめ
産後の不調・肌荒れ対策には
- コラーゲン&ビタミンCを摂取
- 大豆イソフラボンを摂取
- 保湿頑張る
- 水分を摂る (普段+コップ2杯)
- 身体を温める
- 超寝る!!
女性ホルモンバランスの変化による不調が顕著に現れる産後にはこんな方法が効果的ではないかと考えました!みなさんの産後の不調が少しでも解決されますように!